お正月飾りやおせち料理などは、「歳神様」を家にお迎えする行事に由来したものです。
門松は年神様を迎え入れるための目印として、門や玄関に飾ります。
年神様は「歳徳神」「正月様」とも呼ばれ、お正月に1年のや福を授け、年玉(魂)を与えるとされています。
門松の形式は地域によってさまざまでした。
現在では、3本の竹幹を中心に立てて、その根元を松で囲み、そのまわりをむしろで囲んだ門松が一般的です。
松を中心にすえ、3本または5本、7本の葉つきの竹を添え、すそに松の割り薪を並べて荒縄で3ヵ所を3巻き、5巻き、7巻きと筋目を見せて七五三に結んだ形が正式です。これを道路から見て門の左側に雄松、右側に雌松と左右一対で飾ります。竹の上端を斜めに切りますが、関西地方では切らないのが正式。略式の場合も左右一対にします。
正月、家の門や玄関の前に立てる門松は、歳神様が降りてくる目印となり、神様がそこに鎮座すると考えられていました。
松以外の榊(さかき)や楢(なら)、杉、朴(ほお)、椿などを立てていたこともあり、常緑樹や青木に神様が宿るという古来の考えに基づくものです。
ことに松は、能の舞台にも描かれているように、神様の依り代となる神聖な木とされていました。
「松飾り」「正月飾り」ともいわれ、松を中心に3本の竹、梅などを添えるのが、正式ですが、片松の枝を本書紙で巻き、水引を飾り、門柱などに取りつける方法もあります。
竹を添えるようになったのは鎌倉時代以降、現代のように左右一対になったのは江戸時代以降と思われます。
門松を二九日に立てるのは「苦立て」、三一日は「一日飾り」といって忌まれています。
門松の松は、かつて多くの地方では、12月13日に「松迎え」といって山から採ってきました。
「松の内」といわれる7日まで立てておくのが一般的ですが、松の内は、地域によって異なったりします。
本来、松の内は、小正月である、15日とされておりましたので、15日というところもあれば、地域によっては、10日という場合もあります。
関東地方を中心の地域では、松の内が7日に変更された理由としては、歳神様にお供えとしてあげていた鏡餅をいただく鏡日開きが20日に行われていました。
ところが、徳川家光が、4月20日に亡くなられたことにより、20日を忌み嫌うようになり、徳川幕府が20日よりも早い11日に鏡開きを行うことにしたために、7日に変更されました。
関東地方では、7日までを松の内としたのに対し、徳川幕府の影響が少なかった関西地方では、今でも元からの15日が松の内とする地域もあり、地方によって、松の内が異なるのは、この理由になります。
出飾り 迎え飾り 門松中央の3本の竹の中で、1番高さのある竹と、一番短い竹が内側、2番目に高い竹が外側に置かれている門松の飾り方。これは意味もありまして「独り立ちをして欲しい年頃の息子さんがいる」「早く結婚して欲しい娘さんがいる」ご家庭の方や、病院等が「早く患者さんが元気になられて病院を早く出ていって欲しい」という願いを込めた飾り方となり、一般的なご家庭の場合は、この「出飾り」にします。
門松中央の3本の竹の中で、1番高さのある竹と、一番短い竹が外側、2番目に高い竹が内側に置かれている門松の飾り方。これは、会社やお店で商売をされているお家は、商売繁盛の意味で、「お客様やお金が入ってくるように」との願いを込めてこの「迎え飾り」をします。また、現在、妊娠中であったりお婿さんやお嫁さんを欲しいと思われている家が「赤ちゃんを授かりたい」「お早くお嫁さんが欲しい」「早くお婿さんが欲しい」の願いを込めてこの「迎え飾り」をします。
- 一番長い竹が中央にあり、次に低い竹が同じ長さの場合は、位置を気にせず飾ります。
- 画像、文章の引用先;新年に福を呼ぶ!門松特集♪
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